間違い探し
2つの絵の違いを見つける
この訓練について
「Find Differences」は、ほとんど同じ二枚の絵を左右に並べて見せ、その間にある小さな違いをすべて見つけ、気づくたびにタップしていくゲームです。違いはわざと微妙にしてあります。ボタンが一つ消えていたり、物の色が変わっていたり、葉が一枚多かったり、形が少しずれていたり。
鍛えられる力
集中した視覚的注意と、体系立てた視覚探索が鍛えられます。二つの場面を要素ごとに見比べ、ふだんなら目が素通りしてしまう変化に気づく力です。さらに、片方の画像を頭にとどめながらもう片方を走査するため、視覚的ワーキングメモリも使います。
歴史
間違い探しは、二十世紀の印刷パズルやマンガの伝統から生まれ、子ども向けの活動本や新聞のパズル欄、雑誌の裏ページなどに登場しました。安く、言葉を必要としない娯楽として世界中に広まり、その後、自然とパソコンやスマートフォン、カジュアルゲームのサイトへと移っていきました。
考案者と時期
単一の発明者はいません。これはパズル本や新聞の伝統的なジャンルであり、特定の個人や特定の年に帰せられるものではなく、無数のイラストレーターやパズル編集者の手で磨かれてきました。ですから、名前の付いた創作者を挙げる主張は、疑ってかかるべきです。
トレーニング方法
あちこちに視線を飛ばすのではなく、一定の順序で進めましょう。左から右へ、上から下へと掃いていくか、各画像を四分割して一区画ずつ片づけていきます。二枚の対応する領域を直接見比べ、変化が最も隠れやすい縁・背景・繰り返し模様にとくに注意を払います。静止した印刷ペアでよく知られた裏技は、二枚が重なって見えるまで目の力を抜くやり方で、すると違いがちらつくように浮かび上がります。
練習時間の目安
短いセッションが最も効果的です。10〜15分を週に数回で十分です。たいていの視覚パズルと同じく、何時間も粘ることよりも注意の質のほうがはるかに大切で、疲れて雑になった走査からはほとんど何も得られません。
科学的根拠
根拠が最も強いのは、まさに予想どおりの点です。違いを見つけるのが速く正確になり、関連する視覚探索の課題にもいくらか持ち越しがあります。基盤となる変化検出のパラダイムを扱った研究の多くは、課題に特化した狭い向上を報告しており、転移はわずかです。一般的な知能が上がるとか認知機能の低下を防ぐといった通俗的な考えは支持されていないので、そうした大げさな約束は割り引いて受け止めてください。
おすすめ
毎回、走査のルートを一つ決めてそれを守りましょう。やみくもに探すのをやめれば、違いをより速く見つけ、見落としも減ります。
よくある質問
違いを速く見つけられるのは頭が良い証拠ですか?
いいえ。それは主に、この種の視覚探索を練習してきたことを示すだけです。訓練で身につくスキルであって、一般的な知能の指標ではありません。
日常の注意力や記憶力は良くなりますか?
視覚的な変化に気づく力は確実に向上しますが、日常の注意や記憶への幅広い転移は弱く、証明されていません。集中力を治すものとしてではなく、丁寧に見る良い練習として楽しんでください。
行き詰まって最後の違いが見つかりません。何が助けになりますか?
やみくもに走査するのをやめましょう。片方の画像を隠し、もう一方を区画ごとに調べてから切り替え、人が最も見落としやすい場所、すなわち隅・背景・繰り返しの質感をチェックしてください。
バリエーション
バリエーションには、制限時間付きのラウンド、違いの数が決まっている方式と全部見つける方式、写真ペアとマンガ風イラスト、動きのある場面やアニメーション、隠し物探し、そして根気よく丁寧に見比べるほど報われる、拡大できる高精細画像などがあります。