フランカー:矢印
中央の矢印に反応する
この訓練について
中央の矢印が、それを囲む両脇の矢印に挟まれます。両脇は同じ向き(一致)か、逆向き(不一致)を指します。反応するのは中央の矢印だけ――そして両脇が食い違うとき、あなたの邪魔をしてきます。
鍛えられる力
選択的注意と反応抑制。すぐ隣の妨害刺激からの干渉を抑えながら、標的に集中する力です。
歴史
1974年に登場し、注意と反応競合を研究するための、認知心理学で最も重要な課題の一つとなりました。現代の注意ネットワーク検査の中核でもあります。
考案者と時期
1974年にフランカー課題を発表したBarbara EriksenとCharles Eriksen(Perception & Psychophysics)。
トレーニング方法
中央に視線を固定し、両脇は雑音として扱いましょう。一致効果――不一致試行で余計にかかる時間――に注目し、正確さを犠牲にせずそれを縮めることを目指してください。
練習時間の目安
短いブロックで、1回数分ずつ。一致の代償は早めに下がり、その後は安定していくはずです。
科学的根拠
頑健で、何度も再現された効果です。訓練すれば課題そのものでの干渉は下がりますが、ほかの競合課題と同様、日常の集中への広い転移を示す証拠は限られています。特定の力のために鍛えてください。
おすすめ
妨害刺激に強い、狭く絞った集中の練習に使いましょう。正確さは高く保つこと。目標は両脇に抗うことであって、やみくもな速さではありません。
よくある質問
フランカー効果とは何ですか?
周囲の矢印が中央の標的と逆を指しているとき、反応が遅く、正確さも下がる現象です。
何を鍛えますか?
選択的注意と、すぐ近くの妨害刺激を抑える力です。
矢印ですか、文字ですか?
どちらも存在します。古典版は文字を使いましたが、矢印が一般的な現代の形式です。
バリエーション
矢印、文字、色のフランカー、両脇との距離を変えるもの、そして注意ネットワーク検査のような競合課題を組み合わせたバッテリーなどがあります。