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OSpan:計算+記憶

式を解きながら文字を覚える

OSpan:計算+記憶 — screenshot

この訓練について

オペレーションスパン(OSpan)は2つの仕事を交互にこなします。まず簡単な計算式を読んでそれが正しいかどうかを判断し、次に覚えておくべき文字が1つ表示されます。この「計算→文字」のステップを何回か繰り返したあと、文字を出てきた順番どおりに正確に思い出します。狙いは、邪魔をしてくる課題が文字を頭から押し出そうとしてくる中で、記憶し続けることにあります。

鍛えられる力

ワーキングメモリ容量に負荷をかけます。とりわけ、別の課題が注意を奪い合う中で、項目のリストを保持し続ける力です。貯蔵と処理を同時にやりくりすることこそ、この練習が負荷をかける核心であり、干渉への耐性もそこに含まれます。

歴史

これはゲームではなく、1989年にワーキングメモリを測る実験室のものさしとして始まり、認知心理学で最も多く引用される複雑スパン課題の一つになりました。2005年にUnsworth、Heitz、Schrock、Engleが、マウス操作で自動採点される版を公開し、これによって元の研究室をはるかに超えて数百もの研究に広まり、のちには脳トレアプリにも取り入れられました。

考案者と時期

1989年、当時サウスカロライナ大学にいたMarilyn TurnerとRandall(Randy)Engleが、ワーキングメモリ容量の指標として考案しました。広く使われる自動化版は、2005年にNash Unsworth、Richard Heitz、Josef Schrock、Randall Engleによって作られました。

トレーニング方法

まず思い出す順序を固めるために、増えていく文字列を一定のリズムで心の中で復唱し、それから各計算式に意識をすっと完全に向け、また文字へ戻ります。計算を、文字を1つ落とす言い訳にしてはいけません。かといって、計算を遅らせすぎて実質的に合間で暗記しているだけ、という状態にもしないこと。セットの長さを増やすのは、なんとなく楽に感じたときではなく、思い出しが安定しているときだけにしましょう。

練習時間の目安

短く集中したブロックが最適です。1回10〜15分ほどを週に数回。正答率が落ち始めたらやめましょう。疲れて雑になった反復は、容量ではなく悪い癖を鍛えてしまうからです。

科学的根拠

証拠が最も強いのは、まさに予想どおりの点です。OSpanや、それによく似た複雑スパン課題は上達します。測定ツールとしては流動性知能を確かに予測しますが、それは相関であって、これを繰り返せば知能が上がるという証明ではありません。実際に複雑スパンを訓練させた研究では、Harrisonら(2013)は他のスパン課題への転移は見られたものの流動性知能には及ばないことを、Redickら(2013)は広い転移がまったく見られないことを示しました。IQや全般的な脳力を高めるという主張は割り引いて受け止めてください。

おすすめ

計算式を本物の関門として扱い、文字を守るために流して通り抜けるのではなく、一つひとつを正直に、すばやく答えましょう。

よくある質問

計算は難しいはずなのですか?

いいえ。計算式はわざと簡単にしてあります。あなたを占有して気を散らすために存在するもので、計算力を試すためではありません。難しさは、それを処理しながら文字を保持する点にあります。

これで全般的に賢くなりますか?

正直に言えば、広い意味ではおそらくなりません。この課題や似た記憶スパン課題は明らかに上達しますが、統制研究では概して、流動性知能や日常の思考への転移は示されていません。

なぜ文字を順番どおりに思い出さなければならないのですか?

順序の再生こそ、これを単なる再認ではなく真のワーキングメモリ検査たらしめている点です。干渉の中でシーケンスを崩さず保つことが、測定され訓練されるスキルそのものです。

バリエーション

近い親戚は計算を別のものに入れ替えます。意味が通るかどうかを判断する文(リーディングスパン)や、空間的な対称性の判断(シンメトリースパン)などです。覚える項目は文字、数字、位置のいずれでもかまいません。成績に応じてセットの長さを調整する版もあり、元の研究室の課題では単一の文字ではなく単語が使われていました。